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留学体験 - 武内千華さん

最初は不安だらけ、でも最後には日本に帰りたくない!と思った

武内千華さん
大学の夏休みを利用して、カリフォルニアに1ヵ月間の語学留学。

私は、2013年夏の1ヵ月、アメリカのカリフォルニアに留学しました。行く前はたくさんの不安がありました。学校、ホームステイ先などです。兄も姉も留学していたので、留学に関する注意事項やアドバイスを前々から聞いていたのですが、一人で海外に行って、一人で身の回りの事をやらなくてはいけないという不安は、出発当日まで消えませんでした。

アメリカの空港に着いた時もまだ実感がわきませんでした。そして、IGEの方に迎えに来ていただいて、日用品などを買いに連れて行っていただいた時に、まったく店員さんの言っていることが分からず、通訳してもらって、ようやく意味を理解することができました。なんて返答したらいいのか分からず、おどおどしていたのが、初日でした。当たり前ですが、自分の英語のできなさにがっかりしました。同時に、どうしても英語で流暢に会話をしたいと、今まで以上に思いました。その時に、IGEスタッフから、『英語で日記を書くといいよ』と教えていただきました。その日から毎日、英語で日記をつけはじめました。最終日に、その日記を読み返しみると、色々な思い出と、自分の英語力の少しの上達が目に見えました。

私が1か月お世話になったホームステイ先は、とても良い方たちで、本当にお世話になりました。ご飯も朝、昼、夜しっかりとおいしい料理を作って頂き、たくさんの会話をしていただきました。夕飯のあとは、ワンちゃんの散歩にいったり、その時に近所の方とお話をしたりと、たくさん英語とアメリカの文化に触れることができました。

カリフォルニアでの1か月間は、語学学校に通いました。学校のすぐそばには大きなショッピングセンターがあり、周りもとてもきれいで、環境が整っていました。語学学校には日本人が多く集まってしまってしまうのではないか、友達はつくれるのか、授業についていけるのか、沢山不安がありました。ですが実際に通ってみると、最初のうちはその不安が消えることはなかったのですが、しばらくすると不安はなくなりました。時期的にも日本人の方が比較的少なかったということもありましたが、色々な国の方々と仲良くなれて、一緒にビーチに行ったりして交流を深めることができました。

授業も当たり前ですがすべて英語で、最初は正直何を言っているか全く分からなかったです。でも1、2週間たった時から少しずつ聞き取れるようになった気がしました。その時くらいから買い物に行っても、店員さんの言っていることが少し理解できるようにもなりました。

本当のところ、初日に言葉が通じなかった時は、このまま分からずに終わってしまうのではないか、1か月だけでは意味がないのでは?とか、早く日本に帰りたいという気持ちがありました。でも、過ごしているうちにそうした不安もなくなり慣れてきました。長いようでとっても短かった1か月は本当にあっという間で、最後には帰りたくない!と思っていました。私にとってこの1か月はとても貴重な経験で、大きく成長できました。 (2013年12月)