• 介護インターンの体験記　平和病院、健康運動指導師・藁谷美穂さんの体験

近年激動の日本高齢者介護業界。民間運営、故に顧客満足を第一に考えるアメリカ介護システム。競争に勝ち残るノウハウを生で見て、聞、感じて、体験していただける本インターンプログラムに参加してみませんか?

なぜアメリカで介護研修?

ご存知のようにアメリカの高齢者介護施設は、従来日本が手本としているヨーロッパとは異なり、民間経営で運営されています。従って、各施設間で競争が激しく、勝ち残るための個性ある工夫をしているのが特徴です。それゆえ、必然的にサービス利用者に満足していただける質の高いケア・サービスを提供することに重点が置かれています。また、利用者のニーズに柔軟に対応する体制も整っています。

近年の日本での介護保険制度の変化により、より一層利用者のニーズに対応したケア・サービスの質の向上が求められていく傾向です。アメリカでは、現場スタッフへの教育も含め、施設の生き残りのため、日々努力をしています。そういった環境での研修は、日米の違いを体験でき、自己成長のきっかけとなり、そして日本の介護分野への貢献をする絶好の機会です。

インターンプログラムの概要

1. ロサンゼルスに位置する日系高齢者施設、敬老シニアヘルスケアでのインターン。文化的に配慮した、きめ細かなサービスを提供していると、全米から関心を寄せられている。多くのスタッフや入居者の方はバイリンガルであり、日本語が通じる。
2. 3つの介護レベルの異なる施設から研修先を選択
   • 敬老ナーシングホーム
   • 敬老中間看護施設
   • 敬老引退者ホーム
3. 期間は、1週間から12週間と、週単位で選択（12週間以上は学生ビザ取得）
4. 渡米は、毎月第1日曜日
5. 英語を同時に勉強したい方向けの、語学学校での英語研修
6. 滞在方法も様々：アメリカ人家族とホームスティ、気を使わないですむモーテル、又は寮での滞在
7. 困ったことや質問がある時は、IGEの現地サポートが利用可能

インターンシップ先

敬老シニア・ヘルス・ケア（Keiro Senior Health Care）

カリフォルニア州法に基づいて設立された非営利団体。日系人のための高齢者施設として、老いの段階に応じた幅広いサービスを提供しています。地域社会のニーズに対応して、文化的要素に配慮した、高齢者のためのきめ細かなヘルスケア・サービスを行っており、全米からも高い関心を寄せられている施設の一つです。

1929年に日系病院が設立され、地域医療に貢献してきましたが、年々、シニアに対するケアの必要性が生まれ、1961年に、Keiro Senior Health Careの設立に至りました。傘下に、5つの施設があります。本プログラムでの研修先は、その内の3つから選択することが出来ます。また、その3つの施設は隣接していますので、滞在中に他の施設を見学することも出来ます。長期研修の方は、希望により2つ以上の施設での研修を行うことも可能です。

在宅介護のインターン

アメリカの認知症患者の約70%以上は在宅介護です。IGEでは、米国アルツハイマー協会とタイアップして、在宅介護のインターンを行う事ができます。詳細は、お問い合わせ下さい。

このような方にお勧め

• 介護施設の従業員の方で、アメリカの進んだ介護システムを身につけたい方
• 介護施設の経営者、管理者 又、これから施設を運営・経営されようと考えていらっしゃる方
• 介護の分野に興味がある方 現在介護を勉強している方、もしくは勉強しようと考えている方
• 日米の介護の違いに興味のある方 すでに介護士、看護士をはじめとして介護施設で働いている方、または働いた経験のある方
• 今後、介護業界への転職を考えている方 英語プラス自分にしかできない経験がしたいと考えている方
• 社会に貢献したいと考えている

オプションサービス: 語学研修

滞在期間中に語学力も身につけたい方のために、英語語学研修をご用意しています。語学学校では、初日にプレイスメントテスト（英語レベルに応じてクラスを決めるためのテスト）を受け、ご自身の英語レベルに合ったクラスで授業を取ります。語学研修を希望される場合は、午前9時から12時までが介護施設での実習、午後1時半から5時までが語学学校の時間です。

その他のオプションサービス

• 介護施設見学ツアー
• アメリカ高齢者介護専門家の個人セミナーと質疑応答

本プログラムの詳細が分かる資料をご希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。