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就職エキスパートがお届けする就職必勝コラム
リクナビ海外大生・熊野弘社長
20年の在米経験と、日本人留学生のキャリアサポートの実績を 生かし、IGE留学生の留学後の就職コンサルティングを行います。
キャリアフェアの有効活用
就職活動のステップは? 就職活動は次の3つのステップの繰り返しということは前回お伝えしました。もう一度振り返ってみましょう。
- 自己分析 (2〜3ヶ月)
- 情報収集 (3ヶ月)
- 実行(エントリー・応募・面接)(エントリーから面接までは6ヶ月)
今年の6月に卒業する予定の人は、すでにBの状況にいるはずですね。夏のキャリアフェアを目前にして、自己分析と情報収集を同時進行しながら、エントリー、応募しているのではないでしょうか。
自己分析で自分の方向性・志向性を見つけ、リクナビなどの情報ツールで企業を検索し、企業や業界の情報を収集。それして志望の企業にエントリー・説明会やキャリアフェアへの参加・面接という実践。そしてもっとも大事なのはひとつのサイクルごとに反省し、次のサイクルへそれを生かしていくことです。
さて、6月末にはリクルート主催の「国際派のための東京キャリアフェア」が東京ドームシティのプリズムホールで開催されます。もう既に参加登録をされていると思いますが、そのフェアをどう有効利用するかは、皆さんのこれからの活動にかかっています。GCSが発行しているRyugakuAmericaに掲載された記事をご紹介しましょう。
題して、
「リクルート東京キャリアフェアを200%使いこなそう講座」
海外大生のために、この夏、見逃せないイベントがある。6月29日・30日に東京ドームシティのプリズムホールでで開催される「国際派のためのリクルート東京キャリアフェア」(以下TCF)だ。
TCFに参加する意味
まず、70社もの企業と出会えるチャンスだと言うことだ。海外大生ならまず会って見たい、という企業がたくさん参加する。各企業のブースで生の企業情報を得ることができる絶好の機会だ。そしてもうひとつは自分の方向性・可能性を広げるチャンスだと言うこと。
普段からリクナビなどのネットを使って企業情報を収集していると思う。
リサーチはとても重要だけれど、どうしても狭い範囲にとどまってしまいがち。例えば、「自動車業界」に興味があると自動車関連だけをサーチして他の業界には目が行かないことがある。文系の学生だと理系の企業やメーカーは無視してしまう傾向もある。
新卒学生を採用する企業は今の時点での技術や能力を評価することより、新しい情報や技術を習得できる力に期待している。TCFでは様々な業界から企業が参加するから、自分にあった企業との出会いがあるはず。
さらに、実際に企業の社員と出会えるチャンスがTCFにあることも意識しよう。「リクナビ」には6000社以上の企業情報があるが、人柄や社員の雰囲気までは感じ取ることは難しい。実際に興味のある企業の社員と話をしてみて、自分の感覚で判断するのは重要だ。また、気にしていなかった企業の人事担当者と話をしてみて、自分にぴったりあった企業が見つかる可能性もある。
卒業をすぐに控えた人だけでなく、12月卒業、来年の卒業の学生諸君にとっても、早い時期に企業や仕事の情報を生でゲットして欲しい。参加企業のセミナーに参加するのも企業を知る絶好のチャンス。
また、就職についての質問、悩み事の相談は「就職相談コーナー」で聞くことができる。以下のポイントを押さえて、フェア当日を有効に使おう。
TCFでの行動ポイント:
- 多くのブースを訪問しよう
- 業界を広げて訪問しよう
- 社員の話を聞いてみよう
- 就職セミナーに参加しよう
- 会社説明会に参加しよう
- 困ったら相談コーナーへ
フェアを有効に使うための準備
TCFを有効に使うためには事前準備が大切。6つのポイントで準備しよう。
- まずTCFへ登録:航空券の予約も忘れずに
- 自己分析
- 企業情報サーチ:参加企業リストを常にチェックしておこう
- 志望動機・レジュメ・履歴書作成
- エントリー:先方とのやり取りで面接予約ができる
- 面接練習:友人とお互いを面接官にして練習しよう
「リクナビ海外大生」の使い方
企業情報サーチで有効なのは「リクナビ海外大生」。そこには海外大生を積極採用する企業のリストが掲載されている。また。TCFのページにはTCF参加企業リストが公開されている。企業サーチは以下のポイントで。
- 興味のある企業の情報をゲット
- 同業種・業界の情報を分析
- 複数の企業の比較(何が違うのかを考えてみる)
エントリーシートの書き方
そして、実際に企業に応募するにはまず「エントリー」というプロセスがあります。このエントリーは『リクナビ海外大生』に紹介されている企業にはリクナビ上から、また企業のHPから直接エントリーすることもあります。いずれにしても、このプロセスでは「私は御社に興味があり、応募のプロセスに入りたいと思います」という意思表示です。このエントリーをすることで、企業は「うちに興味を持ってくれている」ということがわかります。多くの企業はこのエントリー時に「エントリーシート」を提出するように求めています。どうしてその企業に興味を持ったのか、どんな仕事をしたいのか、どのような学生生活を送ったのかを簡単に記述するようなフォームを用意していることが普通です。
ところが、このエントリーシート、いざ書くとなるとなかなか手強いものです。というのも字数が300字程度にかがられているため要点をまとめて書かないと伝えたいことが書けません。忙しい海外大生のこと、余裕を持って準備というより、ぎりぎりでとにかく出すしかない場合が多いので選考の対象になっているにもかかわらず、アピールができないエントリーシートになっているようです。
そこで、エントリーシートを書くときに押さえたいポイントです:
- まず、その企業に興味を持った一番の理由をキーワードで示す。(どうして)
- その理由の裏付けになる具体的な例を一つあげる。(何をして来たか)
- その経験をどうやって仕事に応用できると思うのかを示す (なにができるか)
- 仕事をしながら学んでいきたいこと、身につけたいことを述べる (どうなりたいのか)
上の4つをふまえて300字くらいにまとめてみましょう。相手の企業のことはあまり書く必要はないです。エントリーシートは「あなたが」「どうして」その企業に興味を持ったかを書く場所です。
適性診断試験を受けてみる
エントリーシートを書くための材料になるのに海外でも受けられる職業適正診断試験があります。
GCSでは(株)リクルート社のR-CAPという職業適性診断試験を米国で簡単に受験できるようになりました。この試験ではあなたの適正を約300問の質問の回答と、140種類の職業についている先輩たちの仕事満足度から科学的に分析して、あなたに合った職業を示してくれます。また、140種類の職業それぞれがどんな人に向いているのかも説明しています。
この結果だけを見て、迷う必要はありません。GCSではその結果を元にあなたの就職活動を支援するコンサルティングも行っています。詳しくはGCSのホームページをご覧ください。
6月29日・30日には東京でリクルート東京キャリアフェアが開催されます。海外大生を積極採用する企業が東京に一堂に会します。ぜひこのチャンスも見逃さず、数少ない海外大生向けのフェアを最大限活用して海外大生の就職活動を充実させましょう。詳しい情報はリクルートのリクナビ海外大生でチェック。
- バックナンバー:
- 第1回 2月 何からはじめる?就職活動

- 第2回 3月 自己分析って何だろう

- 第3回 4月 海外での就職活動スケジュール

- 第4回 6月 キャリアフェアの有効活用
熊野 弘 プロフィール
59年東京生まれ。慶応義塾大学工学部卒業。大型コンピューターのプログラマーを経たあと、86年に渡米。カリフォルニア州立大学で心理学を学ぶ。88年より南カリフォルニアで帰国子女教育に携わる。2000年より株式会社リクルートの米国現地法人リクルートICIにて就職および転職斡旋サービスとキャリアカウンセリングを担当。2004年からはGlobal Career Solutionsを設立し、株式会社リクルートの海外業務推進担当として全米の大学を訪問し、留学生向けの就職セミナーを行っている。米国Global Career Development Facilitatorの資格を持つ。Global Career Solutionsは今年から留学生を対象としたキャリアコンサルティングサービスを開始する。詳細は3月上旬OPEN予定のGCSウェブサイト http://www.glblcs.com をチェック。
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