Institute of Global Education アメリカ留学はIGE
IGE留学現地ケア
IGE Newsletter
 

Halloween 留学生の皆さんは、新学期が始まって約1か月。新しいクラスにも少し慣れ、朝夕の通学時に、秋の気配を感じる今日この頃ではないでしょうか。今や日本でもメジャーになってきたハロウィーン。こちらはしっかりと生活に根差したイベント。ハロウィーンの飾りつけをした家々が、通りゆく人達の目を楽しませています。当日は、学校の先生、銀行や病院の受付、スーパーのレジ、、、あらゆる人が、それぞれ工夫をこらしたコスチュームでお仕事。


» スタッフ記事 <5自の精神>  IGEジャパン 野田哲郎
IGE 野田哲郎

今月の記事では、留学を考えているが色々迷いがある皆さん、あるいは留学中で一生懸命勉強されている皆さんに向けて、進路や人生を考えるヒントをエールとしてお送りしたいと思います。

留学には様々な目的があります。「英語を自在に喋れるようになりたい」、「英語と専門知識を身に付けて将来国際的な場で活躍できる仕事につきたい」、「資格を取ってそれを生かした専門職に就きたい」、などなど百人百様の目的があると思います。ただ重要なのは、留学は目的を達成する手段であり、留学そのものが目的ではないということです。中には「一度は海外で生活してみたい」という留学目的もありますが、これも海外経験を通して、「将来の人生の糧になる何かを得たい」というのが目的だと思います。


次に留学目的は人により様々でも、そこには共通するキーワードを見ることが出来ます。それは「留学後の自立」です。これは留学に限らず、今学校やそれに近い場所で学んでいるすべての若い方に共通することだと思います。それでは自立とは何か?ごく分かりやすく言えば、「親元から独立し、自分の力で生きてゆくこと」です。「そんなこと当たり前だ、、、」と思う方もいるかも知れませんが、実はこれは国にとっても、社会にとっても、家族にとっても大変重要なことなのです。 自立することで仕事を通して社会に貢献し、税金を払うことで国=国民にも貢献します。そして家族は社会に役立つ人間を送り出したという貢献が出来ますし、親は子育ての経済的・時間的負担からも卒業し、老後を幸せに送る準備に専念できます。

そして更に重要なのは、自立した人は不幸にして自立できなかった人を助けることが出来るということです。去る8月に山口県の山中で行方不明になった2歳の幼児を発見した、ボランティアの尾崎春夫さんが大きな話題になりましたが、こういう行動が出来るのも、尾崎さんが身体的にも、経済的にも、精神的にも自立しているからです。9月6日に起きた北海道の地震の後、数多くのボランティアが現地で活動していますが、彼らも自立しているからこそ、困っている人を助け、社会に貢献ができるのです。

KEYWORDS

自立の中身も色々ありますが、大きく集約すると「精神的自立」、「身体的自立」、「経済的自立」、「知的自立」、「社会的自立」の5つになると私は考えています。それぞれを簡単に説明すると以下の通りで、5つの自立があるので、私はこれを分かりやすく「5自の精神」と呼んでいます(この表現は某大手企業の社是を参考にさせていただきました)。

(1) 精神的自立
誰にも頼ることなく、自分の力で生きて行くのだという気概、精神を持っていること。
(2) 身体的自立
体力の強弱に関わりなく、日常生活の行動や自分の身の回りのことは自分自身で出来ること。
(3) 経済的自立
自分の生活に掛かる費用は自分で稼ぎ出すことが出来ること。
(4) 知的自立
生きて行く上で必要な考え方、知識を自ら学び、それを自分の人生に生かしていけること。
(5) 社会的自立
自分が生きている社会や周りの環境(家族、学校、職場、地域、国など)としっかり意思疎通を図ることが出来、共存共栄を図れること。

これら5つの自立を備えた人が多ければ多いほど、不幸にして障がいや災害などで自立できない人々を助ける力が増し、より安定した包容力のある国や社会を作ることが出来ます。また障がいなどで身体的自立だけが出来ない人も、精神的自立や経済的自立や出来れば、激励や寄付などで人を助けることが出来ます。また何かの事情で、経済的自立だけが出来ていない方もいるかも知れませんが、そのような人は、身体的自立があれば、介助や清掃などの作業で人を助けることが出来ます。5自が全て揃わなくても、今備わっている自立があればその中で十分社会に貢献できます。

また5自は一度にすべて身に付くのはまれで、一つひとつ段階を追って身についていくのが普通です。身に着ける時期も20代前半の人もいれば、20代後半や30代前半の人もいるでしょう。それぞれの状況に応じて身に着けて行くものだと思います。また身に付くのが他の人より少々遅くても、人生は長いので、それほど焦ることもないのです。急がば回れと言う諺もあります。留学という選択肢を考える時、留学後の進路を考える時、自分の考えや目標は5自に照らして見るとどうなのか、一度考えることで新たな発見につながれば幸いです。


» 現役留学生コラム Vol. 129
留学したらどんな生活? このコーナーでは、実際に留学中の学生からの生の声をお届けします!
小林尚太さん 小林尚太さん
理学療法士の資格取得を目指し、現在、Cerritos Collegeで、大学院出願のための事前履修科目を勉強中。
...................................................................................................................................................................................................

<夏休みロードトリップ>

こんにちは。小林です。私は現在、カリフォルニア州のセリトスカレッジという大学に通っています。今までに留学についてのコラムを何度か書かせて頂きましたが、今回は留学生の夏休みの過ごし方について書かせて頂こうと思います。

クレーターレイク国立公園

アメリカの大学は学校にもよりますが、一般的に約3か月の休みがあります。今年の夏休み、私は友達とアメリカ国内を"ロードトリップ"してきました。ロードトリップというのは、名前の通りですが、飛行機などを使わずに車で旅行をすることです。私たちは、オレゴン州とカリフォルニア州の北部を6日間かけて周りました。目的地は、クレーターレイク国立公園、ポートランド市、レッドウッズ国立公園に行きました。今までに、ヨセミテ国立公園とグランドキャニオンに行ったことがありましたが、今回行った2つの国立公園は雰囲気のまた違った良さを持っている公園でした。クレーターレイク国立公園については、湖の水がとても透き通っておりあんなに青い湖は人生で初めて見ました。

レッドウッド国立公園

オレゴン州のポートランド市については、現在住んでいる南カリフォルニアとはまたガラッと雰囲気が違っており、住んでいる人がより落ち着いて生活しているように思えました。他に今回の旅行で感じたこととしては、アメリカ人の友達と二人で旅行をしたのですが、文化の違いなどもあり、旅行プランを決める時に意見の食い違いがあったりと少しだけストレスを感じることもありましたが、同じ環境で育った日本人と過ごすのとは、また違った面から自分自身を見つめ直すいい機会になったのではないかと思いました。

アメリカに住み始めて2年半が経とうとしていますが、まだまだ行ったことがない場所が山ほどあります。留学をされる機会があれば、勉強はまず第一に大切ですが、その上でこのような楽しみ方も留学の一つの醍醐味ではないかと思います。


» Miss Debbie's mini English Lessons Vol. 46
Miss Debbie

What is Plagiarism and Tips to Avoid It

Plagiarism is simply taking someone else's ideas and representing them as your own. When writing an academic paper, this is a very important (and difficult) concept to understand and navigate. It's important because academic institutions in the U.S. take plagiarism very seriously. If you plagiarize, you could get a zero grade on your paper, get dismissed from class, or in severe cases, you could even get expelled from the school. For these reasons, it's crucial you understand how to avoid plagiarizing. Just recognizing different facets of plagiarism will help you on this journey of crediting your sources.

A research paper includes getting ideas from others who have written about your topic. This is usually in the form of websites, journal articles, and books on your topic. In fact, it is important to include others’ work to show that you have done your research. When you use someone else’s work, you need to acknowledge that the idea is theirs, with a reference to the original author of the work.

Plagiarism 1-2-3
There are three ways to include someone else's work in your paper: summarize, paraphrase, and quote.

          Summarize. When you summarize, you put the main points of someone else’s ideas in your own words. You write the gist of what that author is saying. Typically, a summary is about one third the length of the entire passage you are summarizing.

          Paraphrase. When paraphrasing, the meaning from the original source is the same, but the writer puts the meaning into their own words. In a paraphrase, include the main ideas as well as key details. A paraphrase is usually 80-90% the length of the original source.

          Quote. When quoting, you put the exact same words in you text and surround it with quotation marks. In this case, not even one word is changed from the original, so the length of a quote is 100% of the original.

All three of the above situations require you to acknowledge the author in two places: in-text and at the end of your paper in either a Work Cited (MLA) or a Reference (APA) page. Your in-text citation looks something like this: Goss (2018) points out that "it's crucial you understand how to avoid plagiarizing." Avoiding plagiarizing is a skill that needs lots of practice and persistence. Be aware of this important aspect of academic writing, work on it, and you'll find that you will improve with each paper you write.

...................................................................................................................................................................................................
ニュースレターでは、皆さんからのアメリカや留学に関する質問、またはメルマガに関するご意見・ご感想を募集しています。アメリカの留学カウンセラーが皆さんの疑問点にお答えします。
● ご質問・ご意見はこちらから
 
このメールマガジンは、IGEニュースレターにご登録頂いた皆様、またIGE関係者の方にお送りしております。留学にご興味がなく、このニュースレターを希望されない場合は、IGEニュースレターの配信は、直ちに停止します。このメールマガジンを今後ご不要な方は、誠にお手数ですが、件名に「IGEニュースレター配信停止希望」とお書きになって、以下に本メールが送られてきたメールアドレスをご記入の上ご返送ください。メール転送サービス等をご利用の方は「IGEニュースレター」にご登録のメールアドレスをご記入ください。
お名前→
停止希望のメールアドレス→
返送先 news@weexchange.com

このメルマガの著作権はIGEにあります。無断転載はお断り致します。
Copyright IGE All rights Reserved.