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introductionイギリスのEU離脱や、トランプ氏が次期大統領に選ばれるなど、思いもかけない世界の動きに驚かされた2016年も終わろうとしています。皆様の2016年は如何でしたか? 冷静に自分の足元を見つめ、感謝を忘れず、一つ一つの出会いを大切にしていこうと思います。今年も、1年間読んで頂き有難うございました。皆様、どうぞ良い年末年始をお過ごしください!


» 現役留学生コラム Vol. 107
留学したらどんな生活?このコーナーでは、実際に留学中の学生からの生の声をお届けします!
大橋 司さん 大橋 司さん
日本で理学療法士として働いた後に、NATAアスレティックトレーナー資格取得を目指して留学中
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<オブザベーションアワー>

私は、現在Orange Coast College にて、アスレチックトレーニングプログラムを専攻し、大学院出願に向け、事前履修科目の履修、オブザベーションアワーの獲得を目指しています。このカレッジは3学期目ですが、今までの中で一番忙しく、充実した学期になっています。なぜかというと、オブザベーションアワーを本格的に開始したからです。日本ではなじみのないオブザベーションアワーという言葉ですが、内容は学校に在籍しているアスレチックトレーナーと一緒に、学校のスポーツ現場を見学・実習するものです。

大橋 司さん

私はアメリカンフットボールチームに所属して、選手たちをサポートしています。実習内容としては、大きく分類して2つに分かれます。平日の練習サポートと、週末のゲームサポートです。平日は、学校のアスレチックトレーニングルーム(ATR)に行き、練習までにウォータータンク・ボトル、AED、治療台や治療キットなど必要なものを準備します。練習の約2時間前になると選手たちが、怪我の治療、治療部位のリハビリやテーピングなどの処置を受けるために、ATRに来室します。アメリカンフットボールはアメリカで最も人気で、チームの規模も一番大きく、多くの選手が所属しています。そのため、この時間には30?40人の選手が一気に来室し、大変混雑します。これが過ぎると、フットボールフィールドに移動し、練習のサポートを開始します。練習中は、基本的にウォーターボトルを持ち歩き、選手への水分補給の提供と、怪我をした選手への処置対応をしています。特にシーズン中、カリフォルニアは30℃を超える暑い日が多いので、脱水症状の予防の為に、選手たちに常に注意を配りながら、水分補給を促しています。 

大橋 司さん

そして、毎週末、土曜日に試合があります。Home & Awayで行われるので、Away で行われる場合は、試合に必要な物を全てトラックに積み、AT(アスレティックトレーナー)と、一緒にオブザベーションを取っている仲間達と共に、Awayの学校に向かいます。選手たちが直ちに試合への準備が出来るように、彼らよりも早く到着していなければなりません。かつ、アメリカは広大なので、地区リーグといっても広範囲なので、移動時間もかなりかかります。そのため、正午付近に試合がある場合は、朝早く起床しなければなりません。朝が苦手な私にとって、これが何よりもキツかったです(涙)。試合中は、練習と同じように水分補給と、怪我した選手の処置対応がメインとなります。オブザベーションを始めるまで、フットボールを直接観た事がなかったのですが、本当に激しいスポーツで、毎試合必ず怪我をする選手が出ます。その為、ATを中心に我々は常に試合に集中し、何か起きたら迅速な対応が出来るよう準備しています。

これらが一週間の大体のスケジュールで、思っていたよりも体力作業が多いです。他の授業の合間に、予定を組んで参加しています。ただでさえ日本の大学に比べると各授業の宿題量が多く、テストが頻繁にあるのに、オブザベーションも伴うと、割と大変なスケジュールになります。ですが、学生のうちから多くの実践経験を積むことが可能なのは、アメリカの良い点だと感じます。日本の医療実習体制では、学生の間は制限される事が多いですが、こちらでは、有能な学生には機会を与えてくれます。学生が一生懸命練習し、怪我の処置など、適切に対応出来る事をATに証明できれば、それらの医療処置をする事を許可してくれます。ATRに行っても、ATの方から、『あれをしろ』『これをしろ』とレクチャーしてくれる風潮はありません。でも、自主的にテーピングやストレッチ、怪我の処置、物理療法の使い方などを練習し、わからない事があって聞きに行った時には、質問以上のことを教えてくれます。当初は私も、新しい環境や、まだまだ不十分な英語能力などの不安から、積極的にコンタクトを取りに行く事が出来ませんでしたが、自分から行動を起こさないと、ただATRにいて時間を過ごすだけになってしまうので、つたない英語を駆使しながらでも、積極的に質問しようと心掛けるようになりました。

このように、タフなスケジュールになるオブザベーションですが、有意義な時間になるかどうかは自分次第です。多くの実践機会をカレッジ生のうちに経験できることは、必ず次のステップや将来に活きてきます。私も含めて自己表現が不得意と言われている日本人ですが、まだまだ続く留学生活、ガツガツと挑戦する姿勢は変えずに過ごしていきたいと思います。

大橋 司さん

» スタッフ記事   <サンクスギビング 2016> IGE アメリカ 平田貞美

我が家のサンクスギビングには、家族や友人・知人だけでなく、留学生も招くのが恒例となっています。今年は、子供も入れると全部で40名弱。ホストファミリーと過ごすなど、他の予定がある方を除いて、6名の留学生が来てくれました。

サンクスギビングデーは、17世紀、イギリスから新天地を求めてアメリカに来た清教徒達が、初めての冬をネイティブアメリカンの助けで乗りきることが出来たため、翌年11月に彼らを招いて感謝を伝えたことに由来します。七面鳥の丸焼きがメインで、マッシュポテトやグリルした野菜、パンプキンパイなどが伝統的な食べ物です。

ところで、サンクスギビング(11月第4木曜日)の前日に、ホワイトハウスで、七面鳥の恩赦が行われるのをご存知でしょうか?サンクスギビングディナーのために数多くの七面鳥が供されるわけですが、その運命をのがれられる幸運な2羽を大統領が指名します。オバマ大統領にとっては最後の恩赦。毎年2人の娘も出席していましたが、今年は欠席。毎回大統領がつまらないオヤジジョークを飛ばすので、「他の用事と重なったため」という理由で断られたとか。来年1月で任期の切れるオバマ大統領。Facebookでは、多くの人が、感謝と惜しむ気持ちを込めて、8年間の彼の人間味あふれる振る舞いをビデオにまとめてアップしています。私も、大統領としての業績の評価とは別に、こんなに子供達と心を通わせることができた大統領が居ただろうかと思います。

話がそれましたが、我が家では、おすしやおでん、豚汁も並びます。留学生の皆さんには、久々の日本の家庭料理を喜んでもらえたでしょうか。作ってきてくれた友人達に感謝です。留学生同士だけでなく、たまには様々な職業や年令の現地の日本人との交流の機会があるのも良いかなと思います。話題は、硬軟とりまぜて。翌朝は、早くからブラックフライデーの買い物にモールに行くとか。掘り出しものがあるといいですね。

Thanksgiving IGE

» Miss Debbie's mini English Lessons Vol. 24
Miss Debbie

History of the Christmas Wreath

Every December, one can find wreaths of many sorts decorating front doors of people’s homes throughout the land. What is the origin of these wreaths?

Originally, Christmas wreaths were made from evergreens. This is probably because evergreens are green year round, so it is a natural choice. The word ‘wreath’ has British origins, and it meant ‘to twist’ such as in a circle. According to the Christmas Forest website, it is believed that the ancient Romans hung wreaths on their doors to represent victory.

For Christians, the wreath was hung as a symbol of Christ. The circular shape means the eternity of life or no beginning or end. Nowadays, people of all faiths enjoy Christmas wreaths to brighten up the season and welcome visitors to their homes.

Evergreens dotted with juniper berries and red bows remain the traditional favorite, but there are a large variety of wreath creations recently. Wreaths can be purchased or made according to your own taste. Here are a few ideas:



Wreath Adapted from https://www.christmasforest.com/christmas-wreaths/christmas-ideas
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