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introduction年明けの各州予備選挙から始まったアメリカ大統領選も、いよいよ11月8日の一般投票で、次期アメリカ大統領が決まります。当初過激な発言を繰り返しながらも支持を集めてきたドナルド・トランプの勢いが弱まり、ヒラリー・クリントンの優勢が伝えられていますが、さて結果は?そして、11月24日はサンクスギビング。離れ離れに暮らす家族も集まって、七面鳥の丸焼きをメインにした伝統料理を食べます。


» スタッフ記事  <企業が求める人材:グローバル人材育成と海外留学>  IGE ジャパン 野田哲郎

10月12日に明治大学駿河台校舎を会場にして、「企業が求める人材:グローバル人材と海外留学」というシンポジウムが開催されました。NPO法人留学協会、文科省(トビタテ留学JAPAN事務局)、明治大学などが共催、企業側の代表として日立製作所、富士通の人事・採用担当の方(いずれも留学や海外駐在の経験がある方)がパネラーとして出席されました。内容は「グローバルな舞台で活躍できる人材とは?」、「今、企業はどのような人材を求めているのか?」、「そのために海外留学が果たせる内容は何なのか?」について語り合うものです。文科省のプロジェクト「トビタテ留学JAPAN」の奨学金を得て留学した学生さんの体験談発表もありました。
案内パンフレット(PDF)

シンポジウムはメニューが盛り沢山で、2時間半に亘ったため、このメルマガではすべてをご紹介できませんので、パネラーの方々の主な意見を集約してご紹介させていただきます。私は国も企業も大学も、一昔前に比べて考え方が大きく変化しているということを痛感しました。留学生に限らず、これから就職を目指す方全てに参考になれば幸いです。

グローバルに活躍できる人材とは?
語学は出来るに越したことは無いが、語学力は低くても次のようなものを持っている人。

  • 失敗から何かを学んだ人(失敗を恐れない人)。成功体験より失敗体験の方がより人間を成長させる。海外でも失敗を恐れずチャレンジが出来る人。
  • 内容は荒削りでも良いから、物事に対して情熱・パッションを持っている人。情熱を持っている人が周りを動かすのは世界共通。
  • 内容は何でも良いから独自性をもっている人。独自性が無いと海外では埋没してしまう。「周りや世間と同じように」というのは、日本だけの考え方。
  • 自分の考えをはっきり言える人。海外では「黙っている=存在していない」と同じこと。
  • 環境の変化、時代の変化を受け止めて、自分を変えて行ける人。100の国があれば100の環境があり、そのことをありのままに受け止めて、前向きに行動できる人。
今、企業はどのような人材を求めているのか?
上記の要素に加えて以下のような面を重視。
  • 企業は日々環境の変化に直面しているので、入社後も変化に対応して成長して行ける潜在力がある人。 
  • そつの無い優等生は、完成してはいるが、今後更に成長する潜在力を感じないケースが多い。
  • 現代はネット社会で情報が満ち溢れているが、企業は情報だけではダメで、具体的な行動を起こさないとビジネスにならない。いつも第一歩を踏み出す勇気を持っている人が必要。
  • 枠にはまった考えから抜けられない人の採用は避けたい。例を上げると次のような人。
    • 留学などで大学卒業が1〜2年遅れると、就職が不利になると思い込んで入る人。「トビタテ留学ジャパン」に奨学金を出している200社もの一流企業が、新入社員募集の際に「留学で1〜2年卒業が遅れても全く問題ない」と言っているのに信じない人。
    • 「就職=会社に就職」と思い込んで、社会に出る意味や職業というものを深く考えていない人。人間は様々なので、商売を起こしたり、職人になったり、資格業(自由業)についたりなど、職業には色々な道があるはず。就活の前になぜ会社に入りたいのかを考えて欲しい。
    • 目先の「就職活動」が大学生活の最終目標になっていて、人生という大きなステージでの目標が見えない人、あるいは目標を見つけようと努力をしていない人。
    • 親や先生、先輩などのアドバイスにとらわれて、自分の考えで行動できない人。親や先生といえども、自分の人生に責任は持てないことを理解していない人。
最後に「留学する=グローバル人材になれる」ということではないが、「留学はグローバルな人材に成長出来る、大きなチャンスであることは間違いない」という結論で締めくくりが行われました。


グローバル人材育成シンポジウム

» 現役留学生コラム Vol. 105
留学したらどんな生活?このコーナーでは、実際に留学中の学生からの生の声をお届けします!
佐藤麻衣さん 佐藤麻衣さん
2016年、Capistrano Valley Christian School 卒業。
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<日本の大学に合格しました!>

私は、今年6月にアメリカの高校を卒業して日本に帰国し、この度無事に青山学院大学法学部に合格することが出来ました。多感な高校生という時期にアメリカに行き、視野を広げ、大学は日本に戻ると決めていたので、アメリカに残るか日本に戻るかという悩みは無かったのですが、日本の大学受験に臨むにあたっては沢山悩むことがありました。

私は幼い頃から、予備校という、自分のやり方で勉強が出来ない環境が好きではなく、今回の大学受験でも、帰国子女受験のための予備校には通いませんでした。帰国子女受験では、ほとんどの大学で小論文と面接が必要となります。家族は私に予備校に通うことを勧めましたが、小論文は自分の意見をきちんと相手に伝えなければいけないため、自分の考えを変えてしまう予備校に通うのは間違いではないかと思いました。私は予備校に通いませんでしたが、、法学部志望だったので、自分で新聞や本などを読み、知識を増やしました。また、面接では、その大学に行きたいという強い意思を伝えなければいけないため、オープンキャンパスに行き、大学のホームページに目を通し、大学のことを充分に調べました。

受験は9月なので、全てのことをすごいスピードで用意しなければならず、休む暇はありませんでした。ですが、受験する大学のことを調べる中で、自分の中に、本当にこの大学に行きたいという気持ちが生まれ、9月になると、早く面接を受けたいと楽しみな気持ちになりました。私が受けた大学の小論文は全て、自身の広い視野を試されるような問題であり、予備校には通いませんでしたが、そのおかげで自分が考えていることをありのままに教授に伝えられたと思いました。日本語の上手い下手もありますが、答えが一つではない小論文や、受験者の中身を見る面接にしっかりと対応するためには、予備校に通うよりも、まずはしっかりと自分の意見を持つことだと思います。

アメリカの高校生活は、本当にかけがえのない貴重な体験です。とても広い環境で、自分の価値観や視野を広げることが出来ます。今、アメリカの高校生活を送っている方々や悩んでいる方は、ぜひとも二度とないこの機会を楽しんでください。アメリカの学生生活を成功に導いてくださったIGEの皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。


» Miss Debbie's mini English Lessons Vol. 23
Miss Debbie

altogether versus all together

Do you know the difference between these two homophones? By the way, homophones are two words that are pronounced the same but have different meanings and (usually) different spellings.

altogether is an adverb that means "completely" or "totally" or "including everything."

Since altogether is an adverb, it needs to be describing a verb in the same sentence.

Examples:

He has stopped smoking altogether. In other words, he has completely stopped smoking.

Yuko wanted to see the movie tonight. My brother also wanted to go to a movie, but I decided to skip the movies altogether and stay home tonight. I wanted to totally skip the movies and stay home.

all together is a two-word phrase that means "all in one place" or "all at once."

Examples:

Let’s go all together to the meeting. Let’s all go together to the meeting.

She put all together the birthday presents. She put all the birthday presents together.

There were so many ideas that the facilitator decided to put it all together for the group. The facilitator put all of it together for the group.

Did you notice that in the second sentences, the "all" and the "together" were separated? If you can separate them, you should use "all together." When using "all together," think of separate things or ideas you are putting in one place.

Challenge: Notice the use of these two homophones when you are reading English. Practice using both of them in their correct contexts.

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